女の子は「脳の見る力」を育てなさい(加藤 俊徳)
書店をぶらぶらしているときに見かけて気になったので手にとってみました。
帯に書いてあった"見えない子"の例が娘に当てはまっていて、まさに夫と頭を悩ませていたところだったので少しでも解決に向かえばと思い購入。
・「〇〇はどこ?」と、よく探しものをしている
・よくつまづいたり、転んだり、人にぶつかったりする
・おもちゃ箱や引き出しの中が散らかっている
など、まさに娘そのものずばりな内容です。
また、自分自身に当てはまるものも多かったため、わたしの見る力の向上になればという思いもありました。
文字は大きめで内容も分かりやすくサクッと読めました。
見る力が弱いパターンはすべて同じではなく、
インプット系5つ
アウトプット系4つ
に分けられるという話でした。
確かに我が子は近くを見る力はとてもあって細かいところも見えているので「見えていない」と言われてもピンと来なかったのですが
広く見るのが苦手だったり、他人の様子を見ることが苦手だったりと同じ「見る」でも得意なものと苦手なものがあることがわかりました。
それがわかっただけでも声のかけ方を変えることができます。
娘は人が会話をしているところに割り込んで話しかけてくることがよくあり、これまで「話すのは順番ね」と伝えていたのですが、もしかしたら話かけたい相手しか見えていなくて話している第三者が見えていなかったのかもしれません。
今度からは「他に話している人がいないか確認してから話しかけてくれる?」と声をかけてみようと思います。
またそれぞれのパターン別に、親子でできる見る力を育てる簡単習慣も紹介されています。
娘が苦手とする「視覚系」「感情系」の見る力をアップさせる習慣も少しずつ取り入れて行こうと思いました。
女の子を育てていて同じようなことに思い当たる人には是非読んでもらいたい一冊です。